最近、ある人気女優の離婚報道が話題になっている。ネットのコメントを見ると、「失敗したね」「かわいそう」といった意見が多くて、正直なところ少し悲しくなった。離婚が“失敗”という評価は、世間の価値観がまだまだ固定されているからかもしれない。でも、離婚って本当に悪いことなのだろうか?本人たちにしかわからない事情や思いがあるはずだし、離婚は新しい自分を見つけるための一歩かもしれない。自分らしさを取り戻す勇気と考えれば、離婚は決して“負け”じゃない。
私たちはつい、他人の人生に対して白黒をつけたがるけど、実際はもっとグレーで複雑だ。幸せの形は人それぞれで、誰かが幸せそうに見えたとしても、その裏に何があるかは見えないことが多い。だからこそ、もう少し寛容な気持ちで見守ることができたらいいのに、と思う。
このニュースをきっかけに、私自身も“自分にとっての幸せ”について考え直してみた。人と比べることをやめて、自分が本当に望む生き方を探すこと。そこに正解はないけれど、それを見つける旅は尊いと思う。離婚報道ひとつでも、こんなふうに考えさせられるのは意外だったけど、心の奥が少しだけ軽くなった気がした。
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