推しの結婚報道を見たとき、嬉しいはずなのに、正直かなり落ち込んでしまった自分がいた。恋愛感情があるわけじゃないのに、まるで失恋したような気持ちになるこの複雑さは、多くのファンが経験しているんじゃないかと思う。
推しの幸せを心から願っているし、新しい人生の門出を応援したい。でも同時に、私だけの特別な存在でいてほしいという気持ちもどこかにある。それが叶わない現実に、心が追いつかないのだ。
この感情をじっくり考えてみると、ファンとしての自分の深い思いに気づくことができた。推しは自分の人生を歩む権利があるし、その幸せを喜ぶべきだと頭では理解している。でも、心はなかなか素直になれない。
そんな自分の気持ちに気づいて、少し笑えてきた。人間って面白いな、と。これからも推しの応援を続けつつ、自分の複雑な感情も大事にしていきたいと思う。ファン心理って不思議で、時に優しくて、時に切ないものだ。
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