満月の夜に、柚子を浮かべる。
冬の体と心を整える “柚子風呂のすすめ”**
冬が深まると、夜の空気は透明度を増し、
月の光は静かに輪郭をふくらませていきます。
そんな満月の夜におすすめなのが、
香りだけで心がほぐれる “柚子風呂”。
今回は、
・柚子風呂のやさしい入浴法
・東洋医学的に冬に合う理由
・満月と相性が良い入浴時間
などをまとめました。
柚子風呂の香りが冬に向く理由
東洋医学では、冬は “腎” を養う季節。
冷えや乾燥が深まりやすく、体の奥に火を灯すことが大事とされています。
柚子にふくまれる香りは、
気分をふっと軽くしてくれるような爽やかさが特徴。
湯気と一緒に立ちのぼる柑橘の香りは、
深く息をすると、胸のあたりがやさしくほどけていきます。
季節の切り替えや、気分が重くなりやすい冬前にぴったりです。
柚子風呂の“体感できる”やわらかなメリット
● さわやかな香りでリラックスしやすくなる
● 一日の終わりにふわっと気分を切り替えたい時に
● 湯気に包まれ、呼吸が深くなりやすい
● 体がぽかぽかしやすく、冬の入り口にやさしい
● 皮の刺激が気になる方はガーゼやお茶パックに入れると安心
満月の夜に柚子風呂が合う理由
満月は「手放し」「浄化」がテーマとされ、
自分の気持ちを整えやすい日。
香りに“流す力”がある柚子は、
満月のエネルギーと組み合わせると、
不要な緊張や感情をふっとゆるめてくれる時間が作りやすくなります。
湯船にぽんと柚子を浮かべると、
丸い果実が湯に光り、
まるで 湯船に満月がひとつ浮かんでいるよう。
柚子風呂のやり方
① 柚子を1〜3個用意する
② そのまま湯船に浮かべる
③ 軽く押すと香りが広がりやすい
④ 敏感肌の方はガーゼやお茶パックに入れると刺激がやわらぐ
お茶パックはむしろおすすめ。
香りがやさしく広がって使いやすいです。
まとめ|冬の夜に、満月と柚子をひとつ。
柚子を湯に浮かべると、
湯船のなかに小さな満月がひとつ転がるように見えます。
冬の入口で、体も心もぎゅっと固まりやすい今こそ、
香りと湯気に包まれる時間が、静かに整えてくれるはず。
そしてもっと深い癒し時間をつくりたい方は、
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あなたの冬が、あたたかく満ちますように。

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