お正月の朝、庭に出ると
葉の上にうっすらと雪が残っていました。
真っ白に積もるほどではないけれど
世界の音が、少しだけ小さくなったような朝です。
冬の空気と、雪をのせた葉。
そして、変わらず実っている柚子。
この景色を見ていると
気持ちも、すっと落ち着いてくる気がしました。
外は静かで、家の中はにぎやかだ
外の静けさとは違って
家の中は、なかなかににぎやかでした。
反抗期まっただ中の息子の
盛大な自己主張です。
大きな声に
強い言葉。
静かな朝だっただけに
その動きが、少し大きく感じられました。
わかっていることと、正直な気持ち
反抗期は、あった方がいい。
成長の途中なのだということも、わかっています。
それでも、お正月の今は
もう少し静かに始めたかった
というのが正直な気持ちです。
正しさの話ではなく
ただの親の本音です。
一年の始まりくらい
少し穏やかであってほしかった。
それだけのことなのだと思います。
満月の朝に思ったこと
この日は満月でした。
満月は、何かを変えるというより
今あるものを、そのまま照らす光のように感じます。
静かな庭も
揺れる気持ちも
どちらかを選ばずに
同じように照らしている。
そんな朝でした。
反抗期という「動」
反抗期の言葉や態度は
正直、嬉しいものではありません。
できれば
今は少し抑えてほしい
そう思ってしまいます。
それでも、その動きは
自分という形を確かめるためのもの。
頭ではわかっているけれど
気持ちが追いつかない日もあります。
静けさと一緒に始まった今年
お正月のうっすら雪。
満月の気配。
そして、反抗期の大きな動。
どれも、思い通りではなかったけれど
確かにそこにありました。
静けさと
正直しんどい気持ち。
その両方を抱えたまま始まった今年は
きっと、こんなふうに揺れながら進んでいくのだと思います。
それが、今年の合図でした。

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